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西福寺 (京都市東山区) : ウィキペディア日本語版 | 西福寺 (京都市東山区)
西福寺(さいふくじ)は、正式には桂光山敬信院といい、京都府京都市東山区にある浄土宗の仏教寺院で、本尊は阿弥陀如来坐像である。境内に鎮座する子育地蔵は子供の健康や病平癒に効くとされている。 == 歴史 == 轆轤町界隈の六道の辻は、古くより鳥辺野の入口に当たり、葬送地に送られる亡骸の無常所になっており、周辺には、かつて6つの仏堂があり、現在は3つ残っておりそのひとつとされる。 鳥辺野の入り口はあの世とこの世の境と云われており、その一帯で、盂蘭盆に先立って六道詣りが行われている。その時期にあわせ、寺が所有する熊野観心十戒図を用いた住職による地獄絵絵解き(熊野観心十界図 地獄絵絵解き)が行われていたものの、住職遷化後は一旦行われなくなった。2006年以降、2006年、関本徹生(京都造形芸術大学教授)の依頼により、西山克(関西学院大学教授)の協力の下、絵解きが復活した。以後、京都造形芸術大学 学生プロジェクトが絵解きを主催している。 絵解きの背景音にはクラリネットやバイオリンを使用している。
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